東方遊戯王

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東方紅魔郷
おてんば恋娘 1
魔理沙
LP8000 手札5 デッキ35

チルノ
LP8000 手札5 デッキ35

 先攻はチルノ。

「いっくぞー。モンスターセットでターンエンド」

 勢い勇んだ割りにモンスターをセットしただけでターンが終わった。

「へっ、何もしてこないのかよ。私のターン!ドロー!初手としては良くもなく悪くもなくってところだな。熟練の黒魔術師を召喚!」

熟練の黒魔術師
☆4 ATK1800

「魔力掌握発動!熟練の黒魔術師に魔力カウンターを乗せる。熟練の黒魔術師自身の効果によってもう一個上乗せだ!さらに魔力掌握をサーチして手札に加えるぜ」

熟練の黒魔術師
魔力カウンター 0→2

魔理沙
デッキ34→33

「強欲なカケラを発動!これで熟練の黒魔術師の魔力カウンターは満タンだ」

熟練の黒魔術師
魔力カウンター 2→3

「魔力カウンターの3個乗った熟練の黒魔術師をリリースして効果発動!デッキからブラック・マジシャンを召喚するぜ」



ブラック・マジシャン
☆7 ATK2500

魔理沙
デッキ33→32

「バトル!セットモンスターを攻撃!黒・魔・導!魔法、罠もない。守備力2500以上の下級モンスターなんて数が知れてる。撃破確定だ」

 ブラック・マジシャンはセットモンスターを軽く蹴散らした。しかし、



ブラック・マジシャンの杖が凍り始める。そのまま全身が凍りついてしまう。

「な、なんだぁ?」
「ふっふっふっ。スノーマンイーターの効果発動!このカードがリバースした時、表側表示モンスター1体を破壊する」
「くっ、カードを1枚伏せてターンエンドだ」

魔理沙
LP8000
手札2 デッキ32
モンスター0
魔法、罠2

チルノ
LP8000
手札3 デッキ35
モンスター0
魔法、罠1

「これであんたのフィールドはがら空き。あたいの攻め放題だ!あたいのターン!ドロー!デブリ・ドラゴン召喚!」

デブリ・ドラゴン
☆4 ATK1000

「効果発動!墓地から攻撃力500以下のモンスター1体を特殊召喚する」

スノーマンイーター
☆3 DEF1900

 デブリ・ドラゴンはチューナーモンスター。これでシンクロへの準備は整った。

「レベル4デブリ・ドラゴンを水属性のレベル3スノーマンイーターにチューニング!」

☆4+☆3=☆7



「シンクロ召喚!氷結界の龍 グングニール!」

氷結界の龍 グングニール
☆7 ATK2500

「どうだ!あたいのエースモンスターだ!」
「2500じゃ私のブラック・マジシャンと変わらないな」
「むっ、通常モンスターなんかと一緒にするな。あたいのエースモンスターにはさいきょーの効果が備わっているのだ!手札の海皇の重装兵をコストにグングニールの効果発動!コストにした枚数分、フィールド上のカードを破壊する!その伏せカードは破壊よ!」
「おっと、破壊される前に発動しようか。デモンズ・チェーン!これで自慢のグングニールの効果は無効。さらにおまけとして攻撃宣言もできないぜ」

 悪魔の鎖がグングニールへと向かう。しかし、その途中で無惨にも破壊された。

「なにっ!?どういうことだ!?逆順処理でグングニールの効果適用前にグングニールの効果を無効にして、デモンズ・チェーンはフィールドに残るはず。なぜ破壊された!?」
「危なかった……効果無効はともかく、アタッカーがいなくなるのは避けたかったからね。コストにした海皇の重装兵の効果。このカードが水属性モンスターの効果発動のためのコストとして墓地へ送られた時、相手フィールド上の表側表示カード1枚を破壊する」

 グングニールの効果では手札2枚捨てれば、2枚破壊できる。そうすれば、強欲なカケラまで破壊できたはずだった。しかし、水属性のコストにすることでアドバンテージを得る海皇をコストにすることでアドバンテージを上乗せできる。
 チルノはアドバンテージを重視し、あえて1枚コストにし海皇の重装兵の効果の的を残した。しかし、魔理沙がデモンズ・チェーンを発動したものだから、当初の目標をデモンズ・チェーンに変更したといったところだ。

「本来なら強欲なカケラを潰したかったんだけどね。まぁ、いいや。そのカードは次のターンには効果は使えない。次のターンのグングニールで潰せばいいや」
「アリス〜、普通に強いぞ、こいつ」

 その頃の大妖精のフィールドには攻撃力7900のエンシェント・ホーリー・ワイバーンがいて、アリスも返事どころではなかったが……

「大ちゃんも頑張ってるね。あたいも負けてられないなぁ〜。バトル!グングニールでダイレクトアタック!!」

魔理沙
LP8000→5500

「まさか、妖精相手にライフが削られるとは……」

魔理沙
LP5500 デッキ32 手札2
モンスター0
魔法、罠1

チルノ
LP8000 デッキ34 手札2
モンスター1
魔法、罠1

■筆者メッセージ
この小説に使用している挿し絵はpixivの絵師の皆様の協力のもと使用しております。

魔理沙:冬餅様 http://touch.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=55466884

チルノ:綾島シオン様 http://touch.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=55869355

チルノ:白鷺様 http://touch.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=55012208

使用許可を下さった絵師の皆様、本当にありがとうございます。
KngOzk ( 2016/05/21(土) 18:04 )