小説詳細/あらすじ/目次

遊戯王-round-

筆者 : 月光龍 / 種別 : 長編 (ページ容量 : 199.2KB)
投稿日 : 2015/03/25(水) 23:06 / 更新日 : 2015/04/17(金) 09:21
  • あらすじ



  • 「良いか『遊騎』。 探偵ってのはなぁ。 全部が謎解きしてるわけじゃないんだぞ」

    ――遠い記憶

    ――子供の頃、『探偵』を生業としている祖父を訪ねたときの祖父の台詞。

    「でもジジ? アニメじゃトリックとか解いてたぞ」

    ――その頃、俺の『探偵』像はアニメに出てきて、殺人事件を解決するというものだった。

    ――そんな言葉が出てくるのは当たり前だろう。

    ――首をかしげる俺の頭にポンと手を乗せると祖父は苦笑して。

    「殺人事件なんて遭わない方が幸せだ。 本当の探偵ってのは人の心の闇を解くもんなんだってジジは思う」

    「ふーん」

    ――当時の俺はよく分からず、空返事をしていたが、仕事をこなす祖父を見ていると皆が笑顔になっているのを子供ながらに覚えている。

    ――依頼人も祖父も……。

    ――みんなが幸せそうに笑ってたんだ。