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感想書きにきま「邪魔だ!」ブフォッ!?
………………(*_*)
竜影「前回の続きだぜ。」
ミニシアター第七回「果たすべき、未来 ―後編―」
前回の続きのシーン……。
時は、元の時間帯に戻す。
青眼「4人とも、その話はどう言う事だ?」
ホルス「あぁ。実は………。」
4人は、その時にあった事全てを、ミリアルドに話す。
青眼「……私がいない間に、そんな事が……。」
アヌビス「そう言う事だぜ。」
4人からその話を聞いて、ミリアルドは『全ての始まりの龍』に顔を向ける。
青眼「一体どう言う事ですか?私が聞いた話は、あの力を封印する為に私と龍閃を取り込んだはずでは無いのでしょうか?」
全始龍「………私はその時、そこの4人に裏切られたと思ってしまったショックが大きく、その勢いで4人を取り込んでしまった後は、あなたと白月君がこの事を知ったら私はどんな目に合うかと思いました。……それを避ける為に、あの力を封印するついでに、遊一君達には反逆者扱いとして伝えて、あなたと彼を取り込んで私の中で眠らせる事にしたのです。」
『全ての始まりの龍』がそう言った時、『アポビス』が口を開く。
アポビス「アンタは、あまり龍閃の事を知らないから、そんな事を平気に出来たかもしれないが!だがな!龍閃が元いた世界には、彼の帰りを待っている義理家族や友人、大切な恋人がいるんだよ!!」
それに続き、『イグルス』も話に入る。
イグルス「それに、あなた様は知らないかもしれませんが……龍様には光華さんと言う名の彼女がいます。同じ家族で唯一の生き残りである龍様に恋して、そして彼女の心は龍様によって支えられているのです。」
全始龍「……という事は、彼の家族は……。」
イグルス「……龍様と光華さんの家族は、元いた世界で起きている事件に巻き込まれて、亡くなっています……。」
その一言を言った『イグルス』の表情は、とても暗い。
アポビス「龍閃は、一刻も早く元の世界に帰らなければならないんだよ!その為にも俺達は、龍閃を守る力が欲しいんだ!」
アヌビス「それに、なんで記憶を消す必要がある!?此処の世界だけならまだいいにしろ、龍閃の世界にいる知り合い達の記憶も消すなんて……今頃、龍閃の世界は一部の奴等を除いてパニック状態になっているぞ。」
『アヌビス』『アポビス』が話終わった時、『ホルス』が疑問を問いかける。
ホルス「……さっきの話を聞かせてもらったが、その力によって消された者は、一体どうなる?」
全始龍「………おそらく、輪廻転生から外れて、もう現世には戻って来る事が出来ないと……。」
5人「「「「「!!!!!!」」」」」
5人は、その力の恐ろしさを聞いて、その内の4人が絶望の表情を浮かべる。
ホルス「……そんな………龍閃が……死んだだと……!?」
アヌビス「……認めない………絶対に認めないぞ!龍閃が死ぬなど!!」
アポビス「………龍閃を殺したのは奴だが………龍閃の存在を消したのはアンタもだ!!アンタが記憶を消さなければ、こんな事にはならなかったはずだ!!」
3人が怒り叫ぶ中、『イグルス』の瞳には涙が潤んでいた。
イグルス「……嫌ですよ……龍様が死ぬなんて………たとえ本当だとしても………戻って来る事が出来ますよね………?」
しかし、『イグルス』の希望は『全ての始まりの龍』によって砕かれる……。
全始龍「残念ですが、輪廻転生から外れた者が現世に還って来る可能性は、0です………あの力は絶対に現実になります。」
イグルス「……嫌………嫌………嫌………!!」
『イグルス』はその場で、顔を伏せてしまった。
アポビス「イグルス………。アンタ………覚悟はできているな……!!」
全始龍「……ええ。……これは全て、私の責任です……あなた方の好きにしてください……。」
アポビス「それじゃ、やらせてもらうぜ……!」
『ホルス』『アヌビス』『アポビス』はそれぞれ、キャノン、クロー、デスサイズを具現化させる。
3人「「「龍閃の仇!!覚悟ーーーッ!!!!」」」
3人は同時にその武器を『全ての始まりの龍』に振り下ろした。
しかし……。
青眼「止めろ貴様等ーーーッ!!」
ミリアルドが『全ての始まりの龍』の前に立ち、3人の攻撃を大剣1つで受け止めた。
ホルス「おいミリアルド!?何しやがる!!」
アヌビス「コイツは龍閃を死なせた存在なんだぞ!邪魔するな!!」
アポビス「ミリアルド!!龍閃の仇を討たせてくれ!!」
青眼「そんな事をして、龍が喜ぶとでも思っているのか!!よく考えてみろ!!」
ミリアルドはそう言った後、3人を押し返した。
その反動で、3人は吹っ飛ばされた。
3人「「「グッ!!!」」」
青眼「その怒りの全てを、この方にぶつける事は無いはずだ!!」
3人「「「なんだよミリアルド!!お前はそいつの味方になるのか!」」」
青眼「怒りをぶつける相手を間違えるな!!その怒りは、奴にぶつける物だ!!」
3人「「「………だったら、まずはお前を黙らせてから、そいつをやらせてもらう!!」」」
3人は一斉に、ミリアルドに対して攻撃を仕掛ける。
青眼「この馬鹿共がぁぁーーーッ!!!!」
ミリアルドもまた、3人を止めるべく、大剣を振りかざす。
そして、4人がぶつかろうとした………。
イグルス「もう止めて!!同じ仲間なのに、なんで傷つけ合わなければならないの!?」
4人は、『イグルス』の叫びによって、動きが止まった。
3人「「「イグルス……しかし!コイツは!」」」
青眼「お前達。少し黙っていてくれ。」
『イグルス』は、『全ての始まりの龍』に顔を向けて、言葉を発する。
イグルス「お願いです……龍様を………優しくて……格好よく……そして強く………私を1人の女性として接してくれた龍様を……助けて……!」
全始龍「………私も彼を助けたいですが、あの力の前では私もどうしようも無いです……。」
『全ての始まりの龍』がそう宣告して、『イグルス』は泣き崩れた……。
3人「「「イグルス!!」」」
3人は、急ぎ足で彼女の元へと行く。
3人「「「イグルス!!しっかりしろ!」」」
イグルス「………返して………私達の………私を抱いてくれた………私の大好きな龍様を返して!!!!」
青眼「イグルス………。」
イグルス「………うっ………うぅ………うあああぁぁぁーーーーっ!!!!!」
イグルスは、その場で泣き叫ぶ。
いくら精霊だとしても、彼女も1人の女の子。
自分が大好きな想い人に二度と会えなくなる悲しみは、計り知れない程のものである……。
青眼「………イグルス。」
イグルス「………?」
ミリアルドに声を掛けられ、『イグルス』は顔を向ける。
青眼「………心配するな。」
ミリアルドは、いきなり『イグルス』の事を抱き締めた。
イグルス「……えっ!?」
彼女はいきなりの事で、驚く。
青眼「彼はそう簡単に屈するデュエリストでは無い……それに、まだ亡くなったとは決まっていない……まだ、希望はある………。」
イグルス「………はい……。」
青眼「……もしよければ、私の腕の中で泣いて構わない……それで少しでも、君の希望が戻るなら……。」
イグルス「………ありがとう……ございます………。」
イグルスは幸せそうに、ミリアルドの腕の中で泣く。
ミリアルドは、イグルスの頭や背中を撫でた。
イグルス「……気持ち良いです……。」
青眼「……本当に君は、子猫のような女の子だ……。」
イグルス「……龍様も、私の事を子猫のようだと、言ってました……。」
青眼「そうか。」
その様子を見ていた3人は………。
よく漫画で見る、瞳を煌めかせ涙を滝のように流して泣いていた。
3人「「「…………ミリアルド〜〜〜!!」」」
青眼「!?」
3人はダイブするかのように、ミリアルドに抱き付いた。
3人「「「ミリアルド〜〜!ゴメン!俺達は馬鹿だった!お前が止めなければ、俺達はとんでもない過ちを犯す所だった!俺達を罵ってくれ〜〜!!」」」
青眼「……そんな事は必要ない。君達が元に戻ったから、それだけで私は十分だ。」
3人「「「ミリアルド〜〜!!」」」
……結局は、5人共お互いに抱き合い、ミリアルドを除いての精霊達が泣いた。
全始龍「………すみませんでした、ミリアルド。私を守ってくださり。」
青眼「いいえ。」
全始龍「……ミリアルド。私の話を聞いてもらえますか?」
青眼「なんでしょうか?」
全始龍「こんな事になってしまった為、私は彼に償いをしたいのですが。」
『全ての始まりの龍』がそう言って、ミリアルドを含む5人が彼女に顔を向ける。
全始龍「もし、彼が消滅していたら、私の命を捧げて白月君を蘇らせます。また、生きていたら、あなた達と彼がこの世界から出て行くまで、あなた方の事も遊一君と同様にサポートします。………それが、私の罪滅ぼしになるなら……。」
青眼「……その前に、せめて彼の世界にいる知り合い達には、彼の記憶を返していただけますか。」
全始龍「それはもう、始めています。」
ミリアルドが彼女を見てみると、彼女の手に光の球体があった。
全始龍「行きなさい。封印されし記憶達よ。」
その球体が彼女の手から離れると、それが花火のように綺麗に散らばった。
全始龍「これで、彼の世界にいる知り合い達全ての記憶が戻ります。」
5人「「「「「よし!」」」」」
全始龍「今、彼がいる場所を示します。そこに向かってください。」
青眼「了解です。」
全始龍「……後、これを。」
『全ての始まりの龍』は自分の体からある物を取り出す。
青眼「これは……。」
全始龍「白月君の肉体です。精神体の彼がまだ残っていましたら、この体に入れてください。完全体の彼が復活します。」
青眼「分かりました。」
ミリアルドは一旦、『青眼の光龍』の姿に戻り、自身の体についているコアの内、腹部のコアに龍閃の肉体を取り込んだ。
全始龍「……気を付けてください。彼に会ったら、よろしくお願いします。」
5人は、自分達のマスターが生きている事を信じ、立ち上がる。
青眼「行くぞ!4人共!」
4人「「「「おう!!」」」」
ミリアルドを含む5人は、龍閃を救いにその場から去って行った。
全員で、元の世界へと帰る為に………。
〜〜END〜〜
竜影「邪魔したぜ〜〜。」
……さて、感想を。
まずアヌビスが倒された。
次はアポビスが相手をする?
白月君……このまま遊一君の手で殺されてしまうのか………?
では。 |
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